スマホの指紋認証だけでなく、自動アルコール噴霧器にも相手にされなくなっている院長でございます。
ここから数回にわたり、姿勢についてのお話となります。
新型コロナウイルスの蔓延により自宅で過ごすことも多くなりますので、ご参考になればと思います。
【悪い座り方は万病のもと】
正直申しまして、面接のようにピシッと座って日常を過ごされる方はごく一部です。
分かってるけど・・・やっぱりグデーっとなってしまうのが本音だと思います。
100%の姿勢を求めるわけでなく、少しだけ理屈を知っていただき少しだけでもいい姿勢に近づければ、体には好影響を与えます。
【悪い姿勢(猫背)による悪影響は】
→腰痛、肩こり、背骨が丸くなったまま固まる、ひざ痛、股関節痛、スポーツのパフォーマンス低下、はたまた胃を圧迫、肺の動きを制限などなど
書ききれないほど考えられます。まさに万病のもと。
逆を返せば、少しでも姿勢を正すと上記のものが改善するきっかけとなるわけです。
【そもそも猫背とは?】
明確な定義があるわけではありませんが、一言でいうと背中が丸まっている状態(円背)です。
詳しく説明すると〇〇筋が収縮して、〇〇筋は伸びていてそのせいで・・・かくかくしかじか
となってしまうので、端的に申し上げます。
背中が丸くなるとはどういうことか?
①骨盤が上を向いている(骨盤後傾)
②座った時シッポの骨(尾骨)に体重が載っている
③胸がへこみ、下腹が出ている
④ひざが開く
⑤あごは上がり、頭は前へ出ている
などが言えます。


ひどいですね。私。
実はそこまで誇張しておりません。
【姿勢を少しでも良くする】
では、どう姿勢をよくすればよいでしょうか。頭に思い浮かぶのは、『胸を張る』『背筋を伸ばす』とあります。
しかし・・・できますか?そのまま1時間。
逆に『反る』ために背筋を使いすぎて疲労し現実的に行うことができません。
ポイントは『骨盤の後傾を直す』ことです。
と言うと難しいので、自宅での座り方のコツとして
『奥まで座って寄りかかる』
『しっぽ(尾骨)に体重をかけない』です。
正直、これが完璧な座り方ではありません。
しかし100ダメな座り方をするより30ダメな座り方の方が実際に実践することができ、70姿勢が良くなった分助かる筋肉たちがいると考えます。

比較になります。
それぞれ左が猫背座り、右が奥まで座った時です。
ひざの開き、肩の巻き込み具合、あごの出方、なにより背骨が少しまっすぐになっているのがお分かりいただけると思います。
あえて完全にいい姿勢までもっていかず、普段できる範囲にしております。
ちなみに、しっぽを踏む動物は人間様だけです。
試しにグデッっと座った状態から鼠径部(コマネチの線)を折るように少しだけおじぎをしてみてください。
しっぽでなく、両方のおしりの骨がイスに当たる感じがしませんか?
それが『座る骨』=坐骨です。
そこで座れるだけでも大いに意義があります。
よって、悪い座り方になりやすいのは
・やわらかいソファー
・ソファーの下の床に座って頭だけ引っ掛ける
・イスに浅く座った状態で後ろによりかかる
などは危険です。ぜひ『奥まで』しっかり座ってみてください。
以前、接骨の医学会で、胸椎の伸展(背骨の反り)が出なくなったことでサッカーのキックフォームが変わり、股関節痛やキックパフォーマンスを低下させるという内容の発表をしたことがあります。
現代はゲームもスマホや任天堂スイッチのように手元で持ちお腹を見るような姿勢で行うようになったり、生活様式の変化で骨が柔らかい時期にソファーで悪い姿勢をとったりする事が胸椎の動きを制限しているかもと個人的見解を持っています。
皆様の周りのお子様は、ブリッジをしたときにちゃんと背中が円になりますでしょうか・・・
座ったままちゃんと後ろが振り返れるでしょうか・・・
(大人の皆さまは無理にブリッジするとケガします!)
しかし・・・
いい姿勢で座るのも大事ですが、もっと大事なのは
『同じ姿勢を続けないこと』
です。
テレビ鑑賞中にCMに入ったら一瞬でも立ち上がったり、ちょっと背伸びをしたり動かしたりする方がずっと大事です!
これからコロナだけでなく、年末年始や寒さのせいでステイホームが多くなると思います。
少しでも実践いただけたら幸いです。
次回は、机仕事・デスクワークの姿勢について考察したいと思います。
お財布のお金はステイしてくれません。
年内の診療は12/29までとなります。
12/30~1/3まで休診とさせていただきます。
ご了承のほどお願い申し上げます。
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