そばは冷たいもの、うどんは温かい方が好きな院長でございます。
本日はうどん、そばのお話でなく皆様に知っていただきたい対処法についてです。
以下の例では温めるのと冷やすの、どちらがより効果的でしょうか?
例1)リビングで足の小指をテーブルの脚に強打した
例2)バレーボール中レシーブに失敗して中指を突き指した
例3)以前から慢性的に腰が重いようなだるいような痛みがある
例4)朝起きたら首に違和感があって動かすと痛みを少しだけ感じる。しかし普通に生活はできる。
簡単に申し上げますと、
☆冷やしてほしいとき
①『ここ!』と人差し指で痛い場所を指さすことができる
②急に痛めた(捻った、打った、ぐきっ)
③鋭く強い痛み(ズキっ、ピキーッ、あーーっ、ズキズキ)
☆温めてほしいとき
①このあたりかな?という漠然とした痛み
②長く慢性的なもの
③鈍痛(ズーン、ボワー、ギュー)、張りのような感じ
となります。上記に当てはめますと
例1)リビングで足の小指をテーブルの脚に強打した
➡小指を指さすことができ、打っていて、押したり曲げたりするとズキっ=冷やす
例2)バレーボール中レシーブに失敗して中指を突き指した
➡中指を指さすことができ、捻っていて、押したり曲げたりするとズキっ=冷やす
例3)以前から慢性的に腰のあたりが重いようなだるいような痛みがある
➡腰でも一か所を指させず、鈍痛で、慢性的である=温める
となります。
ここで多いのが、例4の対処はどちらか?というご相談です。
例4)朝起きたら首に違和感があって動かすと痛みを少しだけ感じる。しかし普通に生活はできる。
➡これは寝方が悪くて首、肩が凝ってしまったのか、寝違えたのか…
実際難しい判断となります。このケースでは『痛みを感じている』ので、実は首周りの筋肉や靭帯を痛めている可能性が考えられます。
が、
この仕事をしている私でも、自分で正直『どっちだ?』と悩むくらいです。
この時大事なのは『経過』となります。
☆寝方が悪くて凝った状態
=活動するうちに筋肉などが動き出し楽になってくる➡温める
☆寝違えていた
=朝より昼、昼より夜とだんだん痛みが増加し首が痛みにより動かなくなってくる➡冷やす
実際起きた病態により経過は違い、対処も変わります。
では、なぜ急な痛みや強い痛みの際は冷やすのでしょうか。
ものすごく簡潔に言いますと、
ケガによりその部位の組織が壊される➡壊された組織の修復のため毛細血管を広げたり、その作用で炎症物質が発生➡腫れ、痛み、熱、赤みを発生
これらの反応により出た副産物の腫れ、痛み、熱、赤みを抑えるために冷やすのです。
けが=炎症であり、『炎』の『症状』ですから冷やす必要があるとお考えいただければと思います。
炎症とは火事であり、冷やす=消防車の役割です。
火事が『鎮火』しないと、治すための『大工さん』が次には入れません。初期対応を間違えるとケガの治りは悪くなるのです。
もし『どちらかな?』と悩んだ時は湯船への入浴を避けるなど無理に温めないようにするか、アイシングにて様子を見ていただくことをお勧めします。
冷やし方については、次回のコラムでご紹介したいと思います。
また、判断が難しい場合はお早めにご来院頂くと悪化させずに済む場合や、別の症状との鑑別も行えますので、ご相談ください。
今夜はうどんでも、そばでもなく焼きそばだそうです。
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