こまち接骨院 久喜市 柔道整復師養成専門学校の教員による確かな治療

冬のお風呂とトイレに注意!!

自宅でラーメンの上に乗せるネギの味付けに成功した院長でございます。

 

今朝は一番の寒さというくらい冷えました。そこで冬に起きる、気を付けるべき怖いお話をいたします。

 

【ヒートショック】

この名前はテレビや新聞などで耳にされた方もいるのではないでしょうか。

ヒートショックとは、急激な温度差により血圧が乱高下し、心筋梗塞や失神などの各種病態をおこすことです。

 

①血圧とは?

血圧とは『血液が血管を押す力』になります。

血圧が高い=血管が縮んで狭くなった状態→寒いとき

血圧が低い=血管が広がっている状態→温かいとき

とお捉えください。

血圧が上がることにより血管に血液がガシガシぶつかってくるわけですから、血管は傷ついたり血の流れを悪くさせ血栓(血の塊)を作りやすくなります。

糖尿病や動脈硬化症などをお持ちの方ほど血圧の変化は危険なものとなります。

 

②ヒートショックの原理(入浴時の場合)

寒い脱衣所で服を脱ぐ(血圧上昇)

寒い浴室でさらに血圧上昇

温かい湯船に入る(血管が広がり血圧低下+先ほど上がった血圧を戻そうとさらに下げようとする)

急激な血圧低下で意識を失う。場合によっては意識のないまま湯船で溺れる。

 

となります。

温かい部屋から寒い脱衣所で服を脱いだだけでも急激な温度差で血圧が上がっていますので、心筋梗塞や脳梗塞、大動脈解離などを起こす危険があります。

なお厚生労働省の統計によると、2018年の家庭での浴槽内の溺死者数は5398人で、特に高齢者が約9割を占めています。

これをご覧になれれている方の周りの高齢者の方々にご注意喚起をお願いできると幸いです。

 

③他にある身近なヒートショック

《トイレ》

→なかなかトイレを温めているおうちは少ないと思います。しかし、暖かい部屋から寒いトイレへ行くだけで血圧は急上昇します。

さらに、『いきむ』時に息を止めてしまいます。これでさらに血圧を上げ、倒れるというパターンが多いです。

 

《家、建物→寒い外》

→温かい室内や買い物先から、寒い屋外に出る際も急激に血圧が上昇します。

若年者ですら寒い外に出た瞬間、血圧は約30~40㎜hgは上がっているといわれています。

 

④対処法

《お風呂》

1)脱衣所だけでなく、浴室も温める!

→浴室に暖房が設置されていない方は、少し無駄ですが入る前に温かいシャワーを出しっぱなしにするなどで対処してください。

2)湯船の温度を上げすぎない

→日本医師会の推奨は40度未満とされております。寒いと思われるかもしれませんが、周りが寒いのでちょうどよいのです。

ちなみに、41度以上で浴室内の事故数が上昇、42度以上で心臓に負担をかけるそうです。

3)かけ湯をして体を慣らす

4)長湯をしない(10分以上)

5)心臓や循環器が弱い方は首までつからない

6)飲酒後の入浴や、食後間もない時間の入浴は避ける

 

《トイレ》

1)できれば温かくする

→最近は人感センサー付きの省エネで安全なヒーターもございます。

2)『いきむ』時は息を止めない!

→ゆっくり呼吸しながら、また本当にいきむ際は息をゆっくり吐きながら行うと血圧上昇を軽減できます。これは筋肉トレーニングの際も同じです。

3)便秘に気を付ける

→同じくいきむのを防ぐため、少しでも便秘対策をお願いいたします。冬場は水分の摂取が減り、なお便秘となりやすいです。

 

ご自身の心がけで防げる部分もあります。命に関わることですので、少しでもご参考になればと思います。

 

 

 

防寒対策にアマゾンで購入したダウンジャケットが、少しピチピチでした。

 

 

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